禁煙外来
たばこは心筋梗塞、脳梗塞、肺がん、慢性気管支炎・肺気腫など日本人の死因の上位を占める疾患のリスク・ファクターですので、禁煙をおすすめします。自分の力でニコチン依存を治すのは難しいものです。ニコチン・パッチ(ニコチネルTTS®)や経口禁煙治療薬(チャンピックス®)は有効性の高い禁煙補助薬剤ですので、これまで禁煙に挫折している方はお試しください。当院は禁煙治療届け出施設ですので健康保険診療が可能です。呼気一酸化炭素濃度測定器も備えております。
健康保険等で禁煙治療を受けるには
健康保険等が適応される「禁煙治療を受けるための要件」4項目を満たしていることが必要です。
*前回の治療の初回診療日から1年経過していること。
過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、自由診療となります。なお、最終的なニコチン依存症の診断は医師が行います。
★チャンピックス服用中は車の運転はできません。
熱中症
1.こんな症状があったら熱中症を疑いましょう。
■軽度
- めまい
- 立ちくらみ
- 筋肉痛
- 汗がとまらない
■中度
- 頭痛
- 吐き気
- 体がだるい(倦怠感)
- 虚脱感
■重度
- 意識がない
- けいれん
- 高い体温である
- 呼びかけに対し返事がおかしい
- まっすぐに歩けない、走れない
2.熱中症の対処方法
- 涼しい場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる
- エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やす
- 水分と塩分の補給
- 意識障害、けいれん、動けない、水を飲めないなどの症状がある場合は上記の処置をしながら救急車を呼ぶ
3.熱中症予防のポイント
- 部屋の温度をこまめにチェック
- 室温28℃を超えないよう、エアコンや扇風機を使用する
- のどが渇いたと感じたら必ず水分補給
- のどが渇かなくてもこまめに水分補給
- 外出の際は体を締め付けない涼しい服装で、日よけ対策も
- 無理をせず、適度に休憩を
- 日ごろから栄養バランスの良い食事と体力づくりを